アメリカのコミュニティカレッジでキャリアカウンセリングを受ける支度をする
さて、キャリアカウンセリングの日がやってきました!
コミュニティカレッジで見つけたキャリアカウンセリングのチラシには、「8時30分から3時まで。事前予約不要。」と書いてありました。
もし混んでいた場合、並んで待たなきゃいけないというのはきついので、8時30分に飛び込もうと思っていました。
が、当日の朝、なぜかかなり顔がむくんでいる!!
迷ったのですが、ちょっとむくみが取れてから行くことにしました。
第一印象って大事よね、と。ただでさえ、人生において最大体重を誇っているのに加えて、むくみなんて、もう目も当てられません。
顔のマッサージ(適当に顔をたたいたり、頬を引っ張ってみたり、目をこすりまくってみたり)をして、カウンセリングが行われる事務所に着いたのは10時でした。
スタッフに、「今、キャリアカウンセリングって受けられますか?」と聞いたところ、「あ、ちょっと待ってくださいね。」と、奥の小さな部屋に行って、カウンセラーに確認しにいきました。
「ちょうどいいタイミングでした、大丈夫ですよ。こちらにどうぞ。」と言われたので、「待たなくてすんだ!ラッキー!むくみ直してきて正解!!」とガッツポーズしつつ部屋に入りました。
「まずは、このリストに名前を記入してください」と言われて差し出されたリストには、誰の名前もない・・。
「なんだ、別にラッキーでもなかったのね。」ガッツポーズして損したわ・・と独り言をつぶやきながら、名前とIDを書きました。
アメリカでのキャリアカウンセリングの流れ
キャリアカウンセリングの流れはこのような感じでした。
1.自己紹介やカウンセリングの目的を伝える
カウンセラーからの質問を受けながら、自己紹介や、就職活動を始めた経緯、自分の今の希望などを説明しました。
自分でざっくり決めていった今日のカウンセリングの目的は、
「このコミュニティカレッジで働くには、どのようにすればよいかを知りたい」ということでした。
が、そうは言っても、具体的にどんなポジションで、どんなことをやりたいのか?は全く見えていない状況であり、また、アメリカでの学位を持っていないので、場合によっては学位や資格を取るということも念頭に入れているいうことも伝えました。
(独り言ちているときには、こんなことあまり真剣に考えていなかったのですが、やはり、きちんと人と話すと自分の考えがまとまります。
日本での友達との居酒屋トークは大事な時間だったということを改めて認識。)
2.ざっくりとした方向性を一緒に決める
方向性としては、
- 長期的なキャリア計画を立てつつ
- 短期的には、なるべく長期的な計画に沿うような仕事で今できる仕事を見つける
というように進めることに決めました。
3.次回までの宿題を出される
次回までの宿題が2つ出ました。
①自分の大事な価値探し:Dick Knowdell’s Values Card Sortが挙げている約80個の価値から、自分が特に大事にしている価値を10個選ぶ
https://www.knowdellcardsorts.com/
②興味ある分野探し:180個の質問に回答する
4.履歴書を添削してもらう
最後に、履歴書を添削してもらいました。
1枚にまとめていったのですが、職務経験の説明が足りないのでもう少し内容を加えて、2枚にするようにすすめられました。
履歴書に使える単語リストと履歴書のサンプルをもらったので、参考にしながら追記しようと思います。
計1時間くらいでした。
掲示板でふと見つけたのがしょぼいシンプルなA4のチラシだったのと、無料でもあったので、正直そこまで期待してなかったのですが、とっても満足!!
キャリアカウンセリング、もっと大々的に宣伝して、多くの人が受けるようにしないと、州に予算削られちゃうんじゃないかと、心配です・・・。
(英語ELSの授業は、予算削られ始めています。出席者が足りないクラスは期の途中でもなくなったり、一部オンラインに置き換わったりしています。)
例えば、ELSの授業にチラシを置いておくとか、先生が授業の最後に告知する、とかすればいいのに・・・ブツブツブツ。
いつかここで働けるようになったら、改善したいなあ、なんて。
アメリカのコミュニティカレッジのキャリアカウンセラーはこんな方
キャリアカウンセラーの方は、おそらくこの仕事を始めて日が浅く、情熱を持っている感じでした。
50代後半くらいの、感じのよいおしゃれで落ち着いた女性カウンセラーで、
(アメリカ人としては珍しく)ゆっくりうなずきながらちゃんと聞いてくれたので、安心して話すことができました。
カウンセリングの途中で、「ちょっと資料を車に置いてきたみたいだから、取りに行ってくるわ。ごめんなさいね!!」とか、
最後、「次回は、いつになりますか?」と聞いたところ、「あ!ちょっと今分からないわ・・・・!」と慌ててごそごそとスケジュールを探していたりと(結局見つけられず)、なんともチャーミングな方でした。
でもでも、50代後半で、この仕事を新しく始められたということでもあるので、なんだかまた勇気が湧いてきました!
(私の妄想なので、もしかしたら、ものすごい経験豊富な方かもしれません。)
アメリカで就職活動 コミュニティカレッジのキャリアカウンセリング1回目 まとめ
ノルマはなく、純粋に、コミュニティカレッジに通う学生(移民)のキャリアを一緒に考えてくれるという感じを受けまし た。
次回以降を楽しみにできるカウンセリングって、すごい・・。
コミュニティカレッジのキャリアカウンセリング、なかなかよさそうです!
以上、キャリアカウンセリング1回目の記録でした。
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