アメリカ生活 日常に潤いを与えるべく、舞台から飛び降りてみた~川瀬巴水さんの版画集

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近所の美術館で開催中の、「日本の浮世絵展」で初めて見た、川瀬巴水さんの版画に惚れました。

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日本でより海外で有名で人気のある彼のことですから、と、アメリカのアマゾンなんかで検索してたら、2021年のカレンダーを発見!しかも高くない!イエイ。

カレンダーを壁に掛けて、予定を書き込むのって、何年ぶりだろう?なんか新鮮。

ですが、分かってはいたものの、お気に入りの画像が入っていないのと、思ったより絵のサイズが小さくて、満足度90%・・・。

さてさて、特に年末年始なく通常出勤してる夫は、いつもどおり早朝に、趣味のプラモデルいじりをしてます。

画像が荒くてイマイチよく見えないんですが、実物ははるかに精巧で。

こんな感じのを、ゼロから組み立てて、色付けしてます。

で、夕飯前とか後とか少し時間があるときは、こんなプラモデルの本や、動画をそりゃもう楽しそうに見たり聞いたりしてます。

(って、高っかいなーこの本!すっごく薄いのに。。)


そんな時、私もなんか楽しく気軽にパラパラめくる本とか画集はないか?と、本棚を探してみたところ、何もない!!!

日本から数冊は持ってきたような気がしてたけど・・・皆無!(4年目にして気づく)

昨年日本でやっと行けた、東京の両国にある「すみだ北斎美術館(https://hokusai-museum.jp/)」で買ったカタログとか。

昔パリで行った、モネのマルモッタン美術館(https://www.marmottan.fr/en/collections/claude-monet/)で、小さな部屋の壁360度に飾られた睡蓮の巨大画たちにいたく感動して買った、分厚いカタログとか。

アメリカに引越してから感じる、アメリカ広すぎて出ていくのが億劫になる現象に加え、このコロナ禍。

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ヨーロッパを旅行できる日が、いつか来るんだろうか?
(いまさらながら、モネのカタログ取っておけばよかったな~。ぶつぶつ)


極寒地に10月に引越してきて、冬服やスノーブーツ買ったこともあって絶賛緊縮財政中なんですが、このままでは枯れてしまう!すこしは生活に潤いを!

ということで、清水の舞台から飛び降りました。

川瀬巴水さんの版画集!イエイ!

私が巴水の作品で特に惹かれるのは、東京の風景。

初めて独り暮らしした芝大門をはじめ、その後近くに住んでた上野とか、しばし職場だった泉岳寺とか馴染みのある場所のオンパレード。

これが、芝大門。

ちなみに英語のタイトル、Siba Great Gate in Snow。

大門は、グレートゲートなのか?!

1936年の作品。
こういった古い日本の風景を見ると、このクラシックな車とか、雪の中で高下駄履いてる男性なぞ見たこともないのに、なんか「懐かしい!」という言葉が心の奥底から湧いてくるのは、なぜだろうか。

いや~いいですね~。

あ、飛び降りたかいあって清水寺も入ってます。

さて、年明けから、もう少し頑張って、前住人が置いていった家具を売るぞ~!

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