アメリカ生活 こんなに真冬なのに年の瀬とか年末年始な感じがしない件

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アメリカ生活 こんなに真冬なのに年の瀬とか年末年始な感じがしない件

2020年も今日含めて後3日間。

が、まったくもって、そんな感じがしない!!

地元の大学の職員として働いている夫が、クリスマスの12月24日、25日と1月1日以外は全日通常出勤しているからか。

アメリカの会社とか組織って、遅くともクリスマスから年始までもうずっと休み!キャッホー!みたいなイメージありましたけど、まったくもって幻想でした。(幻想①)

あとは、街は少しは師走感があるかもしれないけど、私の家の周りは住宅地なので、まったく普段と変わらないからか。

クリスマスのイルミネーションをまだしている家が少しある程度。

なんか今朝寒いな~、と思ったらマイナス11度だった。
(と言いつつ、長袖Tシャツに薄手のガウンでふらふらしてますけど・・)

我ながら不思議なんですけど歳をとって寒さに強くなったのと、物理的に今の家の保温機能が優れてる、からか。

昔、今はもう無き、福島県原ノ町の母方の祖父母の家で冬休みを過ごしたとき、特に朝晩強烈に寒くて、妹と2人で布団から出るのに涙を流してました。

寒いからかトイレが近くなるんですけど、これがまた、かろうじて室内にはあるものの、寝室から遥か遠い、家の端っこにあって。

古いせいでうぐいす張り仕様になった、冷たい木造の廊下を、忍者ばりにつま先立ちで走り込まねばならず。

でも、温度計を見てなかったからあれですけど、今思うと、マイナス11度よりは高かったような気もします。

原ノ町の気温:https://www.toshin.com/weather/forecast90days?id=56127

これを見ると、最低気温マイナス5、6度な感じかな。

30年前は、もしかしたらもっと寒かったかもですけどね。

古くて、だだっ広い木造建で、あちこちから隙間風が文字通りぴゅーぴゅー入ってきてました。

夏は、風がよく通って快適な空間でしたけど。

さて、なんで外はマイナス11度なのに、室内はそれほど冷え切ったりしないのかというと、アメリカの空調システムのおかげか。

アメリカの家では、夏はクーラー、冬はヒーターやストーブ、と切り替えたりせず、夏も冬も設定した温度を維持する、セントラルヒーティングという仕組みが主流のようです。

地下にガス炉みたいな装置があって、そこで作られた温風が、お風呂やトイレも含め、床にあるこんな空気孔から出てくる仕組みです。

温度設定は、この装置で、レバーを左右に動かして設定します。

通常、65F°(18C°)に設定してます。

引越して来た当初は、もっと高く設定して、それこそTシャツでふらふらしてたりしたんですけど、ふとガス代が気になってインターネットで調べてみたところ、皆さん節約してることを知り、慌てて下げました。

アメリカに引越してくるまで、なんか勝手に、ガスとか電気とか水とかめちゃくちゃ安いんじゃないかと思ってたんですけど、それは幻想で、むしろ日本のほうが安かったり。(幻想②)

資源が豊富だからと言って、市民に格安で提供してるわけではないんですね。ぶつぶつ。

さて、年末感を出すためにも、少し掃除でもし、よ、う、か、な・・・。