4年前にアメリカに引越してから、あまりに寒くて、なんかあったかいところに行きたいー、温泉はいりたいー。
そんな折に思いついたのが、家から徒歩5分のホットヨガスタジオだったという理由で、ヨガを始めました。
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そこで出会ったヨガマスターに紹介されて通い始めたのが、78歳のインド人の先生率いる、ザ・伝統的なインドヨガ教室です。
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ヨガのポーズは重要視されていなかったこともあり、呼吸法やインド哲学(いかに生きるか)の古典を学んだりするのが楽しくて、ポーズはまあ身体を少し伸ばせればいっか、という感じで通ってました。
だだっぴろい柔道の道場が教室だったんですが、なんか、先生の、「楽しくできればいいんだよ~!」という、若干ふざけたラジオ体操みたいなノリでワイワイやってました。(懐かしいな~)
コロナの影響で教室でのレッスンができなくなって、オンラインに切り替わり、みんなでワイワイ!みたいなことができなくなったこともあり、ちょっとポーズもちゃんとやってみようかな、と。
初月無料だという有名どころのYoga International(英語)の広告が流れてきたので、登録し、動画プログラムを見ながら独学でポーズの練習をし始めました。
が、ポーズを取るためのコツとか練習方法を伝えてくれるプログラムに出会えず、なんだかなー、これじゃちっとも出来るようにならん!ぶつぶつ
でもせっかく登録したから、と、惰性で動画流してるときに、たまたまユーチューブでお勧めに入ってきた、若干怪しげな動画(こちら:蓮華座(パドマアーサナ)が出来ない人へ【硬い人の為のヨガインストラクターが教える練習方法】)が自動再生される中、止めるのも面倒だったのでそのままに、なんとなくやってみたり。https://www.youtube.com/watch?v=KaNbCibXWd8
その次に再生された、(こちら:これで出来る!パドマ・アーサナのヨガポーズのコツ!SHINGOのヨガ攻略チャンネル】)https://www.youtube.com/watch?v=4qBRPTx5Daw&t=75s
おおおお! 目からうろこ!
わたしは、昔から、あぐらをかくのが苦手(ちなみに正座も苦手)で、片足を反対側の膝の上に置いて新聞読むとか、まったくもって不可能。
通学電車で、そんな股関節ふにゃふにゃなおじさんたちを見るたびに、どうやったらあんな技ができるんだろうか?!と凝視してました。(そういや、通勤電車で新聞読んでるおじさんいなくなりましたね~)
たぶん2年前までは組めなくて、ヨガでやるからかなんとなく最近は組めるようにはなったけど不快感ありありで。
それが、このちょっと怪しい雰囲気の動画を、まったく期待せずに見ながらやってみたところ、ばっちり組めるではないか!(この動画の先生、ごめんなさい!いいねボタン押させていただきましたのでお許しください。)
信じられない!!!
あー無理無理、蓮華座は無理で~す、と、避けてたのに。
「自分にあったやり方」を見つけること。
がむしゃらにやってみるのもありだけど(結構これが私の基本スタイル笑)、それでうまくいかなかったら、あきらめちゃうんじゃなく、できる人のやり方を真似てみよう。ぶつぶつ。
ヨガの動画をいくつか見る中で、ヨガのポーズができる人って、結構最初からできたんだと思い込んでましたが、そうではなく、すっごい練習に練習を重ねて出来るようになった人たちが多いことを知ったのも大きな収穫です。
「できることを、より磨いていく」ことも大事だけど、アラフィフになりなんかもはやできないことは捨て去ってしまおうと思いがちな最近の私にとって、「できないことを、できるようにする努力をしてみる」のも、大切だなあ~と実感。
身体の使い方だけでなく、脳の使い方とか、料理とか、人との接し方とか、伝え方とか、ほんとになんでもかんでも。
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