先日のロードトリップで訪れた、アメリカ・モンタナ州のカナダ近くの人口1,000人のハーバーという村で、地下街ツアーに参加しました。
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終わった後、案内してくれた女性とちょろりと雑談してたところ、「中国人と日本人のお墓が、このすぐ近くにあるのよ。」とポツリと。
「え、日本人?日本人がここにいたんですか?」
「そうみたいで。記録が残ってないから私も詳細は分からないのだけれど。」
えー!びっくり!
モンタナ州の炭鉱の町ビュートには中国人がたくさん(全人口の10%!)住んでいたというのは、ビュートを訪れたときに知りました。
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さて、教えてもらった場所を目指して歩くも、見つけられず。
こんな工事現場にお墓があるとは思えないねー、迷ったね、と、車に戻りました。
珍しくここであきらめずに(特に次の予定もなかったし)、再度探してみたところ、「歴史的な マウント・ホープ墓地 1900年建立」という小さな小さな看板を発見!
とはいうものの、なんか工事現場や朽ち果てた空き地に囲まれてて、いったいどこにお墓があるの?!という感じ。
誰も手入れしてなさそう。
おそらく、当初はもっとたくさんお墓があったんじゃないかな。
かろうじて残された風の、寂れた墓石を1つ1つ見始めました。
半分くらいのお墓は、壊れてて何が彫られてるか読み取れない。
読めたのは、アルファベットで掘られた日本人と中国人のお墓が20個。
最年長は43歳、大半が20代、1歳、0歳児のお墓もありました。
そんな中、1つだけ、漢字で掘られた墓石がありました。
明治36年(1903年)に亡くなられた三住喜代蔵さん。
ハーバーという、今ではアジア人が住んでるとはまったくもって思えない小さな小さなモンタナ州の村で、明治時代に亡くなった日本人たちは、いったいどこから来て、どのような暮らしをしていたのか、とても気になります。
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