アメリカ生活 モンタナ州:猛暑・山火事の翌日に、雪(この気候、誰も気にしてない)

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アメリカ生活 モンタナ州:猛暑・山火事の翌日に、雪(この気候、誰も気にしてない)

モンタナ州ボーズマン、寒い!

ここに来るまでの20時間のロードトリップ中には、見渡す限り砂漠しか見えない地域の45度を最高気温に、40度超えが続いてました。

走行距離26万キロメートルの車(日本ではもちろん、アメリカでもまあまあ乗ってる方)なので、クーラーをずっと使うのは、砂漠地帯で車が壊れたらやばい。

ということで、夫の提案で極力クーラーをつけない作戦

が、やっぱり40度超えてると、窓を開けてもちっとも涼しくはならない

さらに、日本みたいに、道中に頻繁にトイレがあったりしないから、水をがぶ飲みするのもためらわれる。

私は、たまたま、灼熱の熱帯雨林をこよなく愛するタイプなので日焼けが気になる(特に6月に不慮の事故でこさえた顔面の負傷部分への)から車内で帽子をかぶってしのぐか、みたいな。

でも、この旅、暑さに弱いタイプ(私の母とか、義弟とか)だと、無理だった気がする。

ボーズマン@モンタナ州の気候に1人秘かにびっくり


さて、こんなワクワク灼熱ドライブで向かった先のモンタナ州ボーズマンは、最高気温11度、最低気温マイナス4度!!

え?まじ?まだ8月ですけど・・・。これはさすがに聞いてない!

が、その次の日から、少しづつ気温が上がり、ちょっとした真夏日になったのが9月3日。

ホッ、っと胸をなでおろしたのもつかぬま、泊めてもらっている叔母さん家の真正面の山が、火事に!

最初、日中に、なんか、山から煙がひょろひょろ見えるな~、BBQかな?もしかして火事だとしても、まあたぶんすぐ消火されるだろうね~、みたいな話をしていたのが、ふと気づいた時には、京都の大文字焼きどころではないレベルに!

幸い、風向きが叔母さん家方向ではなかったので、避難せずにすみました。
家屋28軒が燃えてしまったようです。

丸2日間、山は燃え続けました。

消火剤を巻く飛行機が何機も飛んでましたが、炎柱があちこちから立ち上ってしまってました。

3日目、朝から気温0度のザーザー雨だったのが、さらに気温が下がり、雪が降り始めました。

「昨年は、異常気象で、10月初めに雪が降った」と、叔母さんから聞いていたのですが、今年は、9月7日に雪。

「これはさらに異常だよね。地球の怒りじゃないかしら」と、1人やきもき興奮するも、叔母さんや近所の人達は、さして気にしてる様子はなし。

むむー、私が天気に敏感過ぎるのか?!

昨日一緒に夕ご飯を食べた近所の女性も、「山火事の後に、雪が降って良かったわね!山が冷えたわね」という発言も。

たしかに、山にとっては、そのとおりなのかも。
(山の気持ちになって考える)

でも、この村で主流の農家の人達は、どう思ってるんだろうか?聞いてみたいところ。