日本に帰国中 母の引っ越しを終え、父の「終の住処」でしみじみ過ごしてます

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母が5月19日に近くのマンションに引っ越し、その後、両親が住んでいたマンションの退去日、6月3日まで、1人で居座ってます。

家具はまったくない状態なので、がらーんとした居間で、床に座って、布団の上にパソコンを置いてブログを書いてます。
(開脚ストレッチになるので、結構おすすめ!)

さて。
なぜ、母は引っ越ししたのか?

母のお引越し

父が亡くなってから、父の名義で賃りているマンションを、母に名義変更してしばらく住みながら、この先どうするか考えればいいね、なんて話してたんですが・・。

3月14日に父が亡くなって数日後、管理会社に名義変更を依頼しようと電話してみると、「母には収入がないため契約者にはなれない」、ということが発覚しました。

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交渉力抜群の妹が、どんなにしつこく掛け合っても、とにかく絶対に無理との一点張り。

知り合いの不動産屋さんに相談したところ、(面倒が発生しやすいと思われる)独居老人には貸さないという流れだそうで、交渉は難しいかも、ということでした。

ががががーん。
とにかく早く引っ越し先を決めないと、、追い出される!!

父が亡くなって疲労困憊している中、まったく知らない環境で生活を始めるのは、高齢の母には難しいだろうなー、とはいえ、そんなにすぐにこの辺で犬を飼えるマンションは見つけられるのか?!

そんな心配でドキドキしつつ、3月22日から、いくつか物件を見せてもらい、ラッキーなことに、両親のマンションから徒歩8分のマンションを母が気に入りました。←これが4月2日。

4月3日に両親マンションの管理会社に電話をし、2か月後の6月3日が退去日と決定。

なかなかすごい勢いでマンション探してたんだな・・コロナに怯えながら・・。
(志村けんさんが亡くなったのが3月29日なので、ほんとにビクビクしてましたね)

その後、家具や食器などを、少しでも売れないか、と試行錯誤しながら(義弟のウッシー担当)、時間がない中ヤフオクでダイニングテーブルを売り、FB投稿でベンチを知人に引き取ってもらい、完了!!

妹夫婦は飲食店を営んでいるんですが、コロナのためゴールデンウィーク繁忙がなかったおかげで、母の引っ越しができました。

今振り返ってみると、妹夫婦が例年のように忙しかったら、母はどうなってたんだろうか・・。

あと数日間、父が短歌メモに、「終の住処」と残していたこの賃貸マンションで、しみじみと過ごします。

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