アメリカ生活 気になった表現“日本人としての一般常識”って、なんだろう?忖度?!

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菜の花

今日、「アメリカで育った子供に向けた日本の大学進学に向けた受験対策」という記事を目にしました。

ここに書かれていた「”日本人にとっての一般常識”を身に付けることが大事」という意見について、ちょっともやもやしたので、整理してみます。

「日本人としての一般常識」って、なんでしょうかね?

若者だと、日本に住んでいる若者が使う若者言葉、「まじ卍(まんじ)!」とか、「エモい」を使いこなせること・・?

菜の花とパンジーを見分けられること・・・・?



「”日本人としての一般常識”を身に付けたいんですけど、何を学べばいいですか?」と聞かれたら・・

私は、日本人の小学生から高校生を対象とした塾で講師のアルバイトをしています。

親の駐在で数年間アメリカに滞在している子もいれば、アメリカで生まれ育った子、物心ついたときからアメリカで生活している子がいます。

もし、彼ら彼女たちが、日本の大学進学に関心を持ったとして、「”日本人としての一般常識”を身に付けたいんですけど、何を学べばいいですか?」と聞かれたら、どう答えるべきだろう・・?悩みます。

また、そもそもですが、日本の大学で学ぶには「”日本人としての一般常識”を兼ね備えていること」が条件になる、というのはかなり違和感があります。

日本の大学が、“多様性”や“グローバル化”(この単語も意味が曖昧過ぎます)とやらを目指しているのであれば、学生とくに留学生が”日本人にとっての一般常識”を身に付けていることなんて、そもそも必要ないのでは、と思います。

例えば、アメリカに留学するのに、留学する前に、「”アメリカ人としての一般常識”を身に付けておくことが条件だよーん」って言われて、「そうだよね、アメリカに留学するんだから、アメリカ人としての一般常識を身に付けなきゃ~!」って、私はすっと納得できません。

「アメリカ人としての一般常識、ってそもそもなに?」とか、
「留学する前から、どうやってそんなの身に付けんのさ!」とか思っちゃいます。

ちょっと話がずれました・・。

 

人によって、“日本人としての一般常識”は異なるかも

“日本人としての一般常識”の話に戻ります。

人によって、“一般常識”って異なるなあって実感した出来事がありました。

つい先日、日本人の50代の男性2人と話していて、「最近、菜の花がきれいに咲いてるよね~」って言うので、「え!菜の花がアメリカにあるんだー!見たい!」ってわくわくしてました。

で、「ほら、そこに咲いてるよー」って、連れて行ってもらったところに咲き乱れているのは、「パンジー」。

 
とみに老眼が進んだ私の目玉ではあるが、どこをどう見ても、確実に菜の花ではない。
2人とも、迷いなく菜の花だと思っていた模様。

このお二方はとっても博識で、常日頃から尊敬しています。

が、菜の花を知らないんです!!

(このことに驚くのは私だけではないですよね・・?もうなにが”常識”なのか本当に分からなくなってきました)

でも、逆に、彼らの思うところの”日本人としての常識”を軸にすると、おそらく私はとっても非常識なはず。(菜の花はもの心ついた頃から知っていますが、基本的に物、知りませんから)

 

自分勝手に思い込みでひとくくりに片づけないで丁寧に生きていきたいなぁ

菜の花の件は、今回、日本人だったから、「ああ、人によって常識って違うよね~」って感想でしたが、これがもしアメリカ人の言動だったら、「ああ、”アメリカ人”って花の名前知らないのねプププ」って感想になってたはず。
(冷静に考えると、絶対あり得ないんですよね。だって、アメリカ人でガーデニングとかフラワーアレンジメントやっている人なんてそのへんにごろごろいますしね。)

なんか、思考止めちゃって、「日本人だから~だよね」とか「女性は~だよね」とか「40代ならこうあるべきじゃない?」とか、自分勝手に分類して納得しないで、丁寧に生きていきたいなあと思う今日この頃。

以上、独り言でした。ぶつぶつ。

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