今日は、日本語補習授業校で、代行教員(専任の教員が休みの際に代行で教える)になるため、2時間の研修を受けてきました。
この学校は、日本の文科省と外務省支援の学校(幼稚園~高校)で、文科省から派遣された方が校長先生として就任しています。
週に1回土曜日に、地元アメリカの高校の校舎で、500人の生徒が日本の教科書を使って学んでます。
先日受けた面接のときに、「次のステップとして、研修を受けていただきます」と言われましたが、研修の内容については説明なし。
で、“研修”という響きから、「ちょっと試しに模擬授業してみて」とかいうことになるのかしら・・・。
「でもまあ代行教員だしそこまではしないか2時間だし」、と、つぶやきながら、とりあえず、指示どおり、研修会場に赴きました。
研修会場に到着→ベンチでしばし待つ
研修は9時10分からだったんですが、ものすごい交通事情が良かったため、8時30分についてしまいました。
まわりには時間つぶす場所もないし、校内をうろついて不審者として尋問されたり拘束されても面倒だし、(そう、ここはアメリカ。治安いい地域の学校とはいえ、屈強なボディかつ重装備されたセキュリティーガードの方々がしっかりいらっしゃいますー。ドキドキ)
職員室行ってみたものの、案の定、朝礼の準備など皆さんバタバタと忙しそうにされてました。
「すみませーん、ちょっと早くついてしまったのですが・・」と伝えると、「ええええ、早いですね!!えっと、ちょっとそこのベンチで待っててもらえますか?」と、外のベンチへ連れて行っていただきました。
ですよね~~~。
どうやら、何人か一緒にやる集合研修ではなく、参加者私だけの個人研修っぽい。
ベンチでしかたなくせっかくなのでヨガで習った“深呼吸”をし始めたところ、送りの車で校内の駐車場あたりが大混雑になり、保護者の方と生徒たちがわらわらと入ってきました。
なんとかわいらしいランドセルで登校する生徒に目を細める
多くの子供たちは、ガラガラひっぱる小さなトランク(日本では主におばあちゃんが買い物に使うやつ)で登校してますが、たまーに、ランドセルを背負った子供たちもいます!ランドセル!!
登校風景を見つつ、iPhoneで午後から参加予定のバーベキューパーティのやり取りしつつ、もう秋か~ちょっと寒いなあ、とブツブツとベンチですっかりくつろぎモード。
校長先生からマンツーマンで研修していただく模様・・・
そこに、校長先生があゆみよってこられ、「見ていただければわかると思いますが、ちょっとまだ登校が落ち着かないので、申し訳ないんですがもう5分ほど待ってください」と表情変えずに伝えてきました。
そして5分後、ついに、「登校がひと段落したので、職員室へどうぞ」と。
いい意味でもなんでも、淡々としている方と接するのが、ものすごく久しぶりで、若干緊張しました。(数十年ぶりくらいな感触)
先日面接を受けた際にも困惑したんですが、採用されるんだかされないんだか、最後までまったく読めず・・。
むかーし、やさぐれてた中学校時代に、「表情が変わらないから最初こわかった」と何人にも言われた時のことを思い出しました。
そうか、私も周りにこんなプレッシャーを与えていたのか!(30年後に実感)
さて、そんな校長先生から、「今日は、最初の1時間でざっと全部の授業の様子を見てもらおうと思っています。全体を把握したほうが、安心ですよね?」
「そして、その後1時間で、授業の仕方とか研修をします」
なにはともあれ、今日は授業を見るのがメインで、自分がアドリブでやることはなさそうってことに、安堵を覚えました。ほっ。(続く)
アメリカで就職 日本語補習校で研修1回目を受けてきた(ランドセルがかわいい)まとめ
- 研修会場に到着→ベンチでしばし待つ
- なんとかわいらしいランドセルで登校する生徒に目を細める
- 校長先生からマンツーマンで研修していただく模様・・・
続きの記事はこちら:アメリカで就職 日本語補習校で研修1回目を受けてきた(続き)