アメリカで学ぶ TEFL/TESOLの授業の最終テストを提出しました ふぅ

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アメリカで学ぶ TEFL/TESOLの授業の最終テストを提出しました

4月から受講していた、TEFL/TESOLの授業「言語の教授・学習に関する理論と方法論」が終わりました。

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先週土曜日が最終テストの提出期限。

お題は、「今までの授業内容を網羅した授業計画を作る」。
授業計画作成って、かーなーり苦手分野なんですけど、頑張って作成しました。
だって、細か~く作りこんでも、目の前の学生の反応って生ものだから、その通りに進めることは不可能。

最終テストの授業計画はこんな感じにしました

アメリカで学ぶ TEFL/TESOLの授業の最終テストを提出しました
先生から、サンプルでいくつかの授業計画が提示されました。

どれもこれも緻密に作りこまれていて、美しい!!!

中には、10秒単位で、説明とかワークにかかる時間が設定されてる授業計画もあります。

緻密な授業計画って、芸術作品。

でも、ほんとに、10秒単位でちゃんと繰り広げられることって可能なのだろうか?ぶつぶつ。

ぼやいていてもしょうがないので、とりあえず、作ったけど。

設定は、こんな感じに。
東京郊外の海辺(千葉の房総とか)の、個人経営の英語塾。
親の仕事の都合で海外に転勤になるかもしれないため、通わされている10歳~11歳の6人のこじんまりクラス。
比較的モチベーションがある子供たちという設定。

今回、この授業で学んだことの1つに、クラッシェンの情意フィルター仮説(The Affective Filter hypothesis)があります。
第二言語の習得を成功させるには、「モチベーション」と「自信」と「不安」という感情的な要因が大きく影響を及ぼします。

当たり前と言えば当たり前なんですが、学生の、「モチベーション」と「自信」を上げつつ、間違えたらいけないなどの「不安」をなくしていく必要がある。

学生にモチベーションを持たせるのがいちばん大変

アメリカで学ぶ TEFL/TESOLの授業の最終テストを提出しました
そして、この、モチベーションを上げるっていうのが、最難関だよなー、って日本語補習校で教えながら感じます。

学ぶモチベーションを上げるどころか、1ミリ持たせるのも至難の技。

日本の歴史とか、もう、人の名前にしても、場所の名前にしても、まったくなじみがないこともあり、

「歴史はつまらないー。」
「分からなかったらインターネットで調べるから、勉強したくないー。」

聖徳太子の絵を見て、「え!女じゃないんだ!名前的に女かと思った」(たしかに!!)
そしてもちろん1週間後には、もう彼の名前の読み方を忘れている。

日本語を勉強することで将来得になることを都度伝えるようにはしてますが、なんせそれこそ10秒きざみで日々の習い事や現地の学校で大忙しの彼ら彼女らには、まったく響かないよな~。

そんな中、今日は、強制参加の「漢字検定」の受験日で、ばっちり試験監督してきました~~~。

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