アメリカのスーパーマーケットでは、「グルテンフリー」と書かれた商品をよく目にします。うちの近所にあるいわゆる業務用スーパーででさえ見ます。
私は、アメリカに来るまで“グルテンフリー”って、見たことも聞いたこともなく、まったく知りませんでした。(知らない方も、いますよね・・?まさか私だけ・・?!)
“グルテンフリー”って何?
私がグルテンフリーという文字を始めて目にしたのは、業務用スーパーのパスタコーナー。
さも意味ありげに“Gluten free”と箱にかかれたパスタが何種類か固まって棚に並んでいました。箱のサイズが他のより小さいくせに、値段は高い!2倍位します。 (とはいっても、3ドル。日本よりずっと安いですね。)
オーガニックとも違うみたいだし、なんだろう?と。
あとは、袋入りのトルティーヤが大量に積み重ねられた棚にも、“Gluten free”と書かれたものがいくつかありました。こっちはさらに値段が高い!メーカーによって値段がかなり違うんですが、普通のトルティーヤの3倍~4倍します。
例えば、8枚で約5.5ドル(約630円)+消費税。高い!!(とはいえこちらも日本よりはずっと安い。)
こーんな高価な”グルテンフリー”。
さてさて、いったいなんだろう?!
調べてみると、グルテンとは“小麦などに含まれるたんぱく質の一種”のこと。”グルテンフリー”とは、グルテンを含まないという意味。グルテンフリーの食品は、そもそもは、グルテンにアレルギーを持つ方のための食事療法として開発されました。とのこと。
(ふーん・・・。たんぱく質って栄養あるし、食べたほうがよさそうに聞こえるけど・・。)
“グルテンフリー”って痩せる?!効果は?
その後しばしグルテンフリーのことは忘れ去ってました。
ふと、「アメリカに来て、すっごく太って服がきついぜ」と日本の友人にメッセージでこぼしてたところ、「グルテンフリー試してみたら?」と言われました。
ほぅ、グルテンフリーって痩せる効果もあるんだ?!試してみるかあ!
グルテンをこよなく愛する夫に見つからないように決死の覚悟で、グルテンフリーのパスタとトルティーヤをコソコソと買ってみました。
夜に食べた翌朝、胃が軽いし身体がすっきりしてる!!これなら痩せられるかも!!
コーヒー淹れる間しばしリビングを小躍り♪
しかし、淹れたてのコーヒーすすりながら冷静に考えてみると、グルテンフリーの効果というより、けちって量を減らした効果なんじゃないかと。(ザ・貧乏性で高いものって思いきり使えないたちで・・)
さらに考えを深めてみると、私は普段そんなに好んでパスタやトルティーヤを食べないことを思い出しました。
うどんが大好物で、日本の冷凍うどんは1玉では足りないので2玉一気食いしてましたが、アメリカで売ってる冷凍うどんは1玉のサイズが大きくて1玉で満足!!
うどんのグルテンフリーがあれば、痩せるかどうか試せそうですが、残念ながらグルテンフリーの冷凍うどんはない・・・。
結論としては、いまのところ、グルテンフリーで痩せるかどうかは謎に包まれたままです。
グルテンフリー食品の効果としては、私が痩せるには、まずは食べる量を減らしたほうがいい!と気づかせてくれたことです。(ありがとう!)
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