アメリカはどんだけ広い?広~いところに住むとどうなる?

1997
アメリカの地図

アメリカって、どんだけ広いの?

アメリカは面積が日本の25倍もあるんです!

そして、日本より大きい州が4つもあります。

1.アラスカ州:日本の約4.5倍
2.テキサス州:日本の約1.8倍
3.カリフォルニア州:日本の約1.8倍
4.モンタナ州:日本とほぼ同じ(若干大きい)

東のニューヨークから西のシアトルまで飛行機で6 時間。
成田からホーチミンに行く位です。

広い広い~~

 

広いから、どうなの?

広いアメリカで生活していることのメリットとデメリットを考えてみました。

●メリット

まずはメリットから。

1.海外に行かなくても国内で行ってみたい場所がたくさん

あえて海外に行かなくても、アメリカ国内で行ってみたい場所をたくさん見つけられます。
気候も風景も住んでいる人も食べ物も、州や地域によってぜんぜん違うので、興味はつきません。

2.空が広いから心が広がる

NYやサンフランシスコ(行ったことないですが・・)などの大都市以外は、高いビルが少ないので、空がばーんと広いです。

私が住んでいる地域は山もないため、まったくさえぎる物のないひろーい空を眺めていると、なんとなく自分の心も広がるような気がします。

3.いろんな人がいるから自分のことを考える機会が増える

広くていろんな人がいるので、みーーんなが共通して持っているルールや価値観や常識がありません。なので、日常的になにかと自分で決断していく機会が増えます。

買い物するにしても、例えば、シャンプーを買うときに、髪の毛の質や香りの好みが人によって大きく異なるので、レビューがあてになりません。

そうなると、自分で、「自分の髪に合う成分は何か?」とか、「好みの香りって具体的にどんなだ?」とか考える必要が出てきます。

一時が万事そうなるので、自分の“個性”(自分特有の性質)について目がいく時間が増えます。

この経験は、なかなか新鮮です!!

●デメリット

デメリットもいくつかあります。

1.夫の両親や親戚をかんたんに訪ねられない

地図を見ている限りでは、ひょいと両親や親戚や友人を効率良く回れそうなんですが、いざ移動手段を調べてみると、どこもかしこもいちいち飛行機で移動しなくてはいけない距離感・・。(飛行機チケットも全然安くはない)

日本にいたときは、「アメリカ行ったら頻繁に両親や親せきに会えるようになるね~」ってのんきに喜んでたんですが、結局まだどなたも訪問できていません・・・・。

2.自分が住む地域以外に興味がなくなる

なんかもう、全部を理解しようとか所詮無理と諦めてしまいます。

関連記事:アメリカで英語で学ぶ  アメリカのことをどれだけ知ってる?

昔読んだ犬養道子さんの本に、「なんとアメリカ人は、地域のローカル新聞しか読まない。アメリカ全土の新聞なんか誰も読まないことに驚いた」という旨の内容が書いてあって、とっても驚いたんですが、今じゃまさにそんな感じです。

地域も地域、州なんて大きなくくりでもなく、私が住んでいる近所の情報しか興味がなくなっています。

実際に広~いアメリカに移住してみたことで、こんなことを感じてます。

 

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