アメリカで英語で学ぶ コミュニティカレッジの”アメリカ歴史”授業1回目

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アメリカで英語で学ぶ コミュニティカレッジの”アメリカ歴史”授業1回目

アメリカのコミュニティカレッジの”アメリカの歴史”の授業を申し込んでから、なんの連絡もない。

初回はとりあえず行けばいいのかな~と若干心配してたものの、まあ夏クラスで気楽な感じなのかなあ、って勝手に解釈して余裕こいてたのが大失敗!

朝10時からの1時10分までの授業なんですが、1本のメールに気づいたのが当日朝9時。
リンクをクリックすると、シラバスや宿題が公開されているウェブサイトを発見!!!

わぁぁぁぁぁ・・・家出る30分前・・・・。
これはもう無理だわ・・・。

ただでさえアメリカの歴史なんて全く知らないのに、読んでおくべき資料にも全く目を通してない・・。

しょっぱなからまさかのトホホホ状態で、教室に向かいました。

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アメリカのコミュニティカレッジ意外にもしーんとしてる授業前の様子

 

授業開始10分前に教室に着くと、なんと席がほぼ埋まっている!ほぉぉ~みなさん、早い~。

友達同士がいないのか、誰も口を開いておらず、しーんとしている中、よろよろと真ん中一番後ろの席に座りました。

ざっと見たところ、社会人っぽい人って、私ともう1人の女性くらいで、あとはみな圧倒的に若い。
男女比は半々くらいかな。

先生は2017年に博士号取ったばかりの若い女性です。
授業を持つのにまだ慣れていないからか、明らかに緊張というかソワソワしているのが分かります。

「あと10分あるから、待っててね!」
「あと5分あるし、まだ来てない学生がいるから、もうちょっと待っててね!」

と、なんとなくきまり悪そうに、口早に伝えてきました。

無理して笑顔を作っている感じ。

 

アメリカのコミュニティカレッジ クラスメートの様子

 

アメリカで英語で学ぶ コミュニティカレッジの”アメリカ歴史”授業1回目

さて、10時になり、授業が始まりました。

グループになって自己紹介と、好きな食べ物と嫌いな食べ物を決めて発表しましょう、との指示が出ました。えーー、なんか、先生すごい早口なんですけど・・・ふぅ。

私のグループは、キム君とエリック君というオタクっぽいかなり暗い感じの男の子2人と、普通っぽい男の子(名前忘れた)1人。

エリック君は先週高校を卒業したばかりで、キム君は交換留学生。
普通っぽい男の子は、今年6年目になる学生とのこと。

私が、日本から来たと言って名前を伝えると、キム君に、「君も交換留学生?」と聞かれました。
交換留学生・・。なるほど・・・。

これまた想定外だったんですが、アメリカのコミュニティカレッジで”アメリカの歴史”の授業を取るのは、私みたいな移民が多いんじゃないかって読みだったんですが、話す英語を聞いてると、全員アメリカ人っぽい・・・。がーん。

でも、アメリカ人でコミュニティカレッジで”アメリカの歴史”を学びたいって、どういう理由なんだろう。
歴史家になりたい風には見えないし・・。
どうしても単位が必要とかかしら?

 

アメリカのコミュニティカレッジ先生はこんな方

 

今日の授業の内容は、ざっくり、ネイティブアメリカンについてでした。(←ざっくりし過ぎ)
正確には、Thinking About Native People in Early American History

先生の専攻は、ネイティブアメリカン、ジェンダー、女性史ということもあり、とにかく、楽しそうに説明しています。

「この地図、すごいわよね~ おもしろいでしょ?どう、どう?」
「こんな遺跡が見つかるなんて、もうほんとに興奮ものよね!!!そう思わない?!」

とかとか、物静か系で声も細い女性なんですが、説明が進むにつれ、笑ったり説明したりする声がどんどん大きくなっていきます。

うわ~本当に遺跡や歴史が好きなのね~、と惹きつけられます。

講義の時間が8割、近くの学生と意見交換したり発表する時間が2割くらいなんですが、講義を聞いているのが楽しい。

(早口なのと、特に単語が分からないため、脳が疲労困ぱいしてしまい、途中から自動的に理解諦めモードに入ったものの・・)

今日の授業の学びは、アメリカのワシントン州で発見された9000年以上前の人間の骨(ケネウィックマン)が、日本のアイヌの骨と似ているという話。

 

アメリカ生活 英語の発音って難しいわあ

アメリカで英語で学ぶ コミュニティカレッジの”アメリカ歴史”授業1回目

 

授業の後に出席票を提出する際に、先生に、自己紹介とともにアイヌの話には驚きました!と伝えました。

最初、「え?アイヌ・・?なに?」という反応だったので、「授業で説明された日本のアイヌです」と繰り返すと、「わあ!”アイヌ”って発音するのね!違う読み方していたわ、直さなきゃ!」と。

えー、私の耳では、先生の発音の“アイヌ”も日本語での発音の”アイヌ”も、ほぼ同じなんですが、先生にとっては全く違ったようで。

英語の発音って、自分的には難易度高くない単語が、まったく通じないことがあるんですよね・・。

つい先日、ピクルスをくれたアメリカ人の友達に、「ピクルスどうもありがとう!」と言ったところ、「なに、それ?」と。
5回位「ピクルスよ、ピクルス!」と言い続けたものの結局伝わらず、現物を見せたところ、「おお、ピクルス!」・・。

どこが違うの!!同じ発音にしか聞こえないんですけど・・。という経験をしたばかり。

 

なにはともあれ、とりあえず1回目の授業は無事終了しました。
次回の授業は水曜朝。今回は、できる限り準備してから行かねば・・。

でももうすでにそんなに時間がない・・。