昨日の夕方羽田空港に着いて、空港で検査とかで3時間過ごし、空港近くのホテルに送られました。
モンタナを25日朝6時発の飛行機だったので、朝4時に目覚ましをセット。
が、「JALのWebチェックインまだしてない!」と、ふと目が覚めたのは、2時50分。
夕方にはJALのサイトでまだWebチェックインできなかったんだけど、そのまま忘れてた。
しかし脳って不思議。
寝てる間にも、勝手に活動してくれてたってことですよね。(ありがとう!)
で、いそいそと起き上がって、Webチェックインして、搭乗券を印刷しました。
もう寝られないなーとあきらめつつ、「どこでもすぐに寝られる人ってほんといいよなー」と、我が妹のことを思い浮かべつつ、ベッドに転がってました。
そして、予定通り、4時30分に、マイナス21度ではあるものの吹雪じゃないことに幸せをかみしめながら、夫の運転で空港に向かいました。
空港には思ったより車も人も多い!なんなのこの人達は?と、観察してみると、スキー靴持ってる人が結構いる。
なるほど、ここから旅行や出張に出かけるのではなく、ここにスキーしに来てた人が、家に帰るのか。
さて、定刻10分過ぎにモンタナを出発し、(どきどき、次の便への乗換20分間ってきびしーな)ソルトレークシティには定刻に到着。(ほっ!)
ソルトレークシティに着いたときには、もう既に搭乗が始まってましたが、まあ、余裕で乗換えできて、一安心。
ところが、乗り込んだものの、なんか変な機械音がするなー、と思ってたら、案の定なんか調整し始めた感じで、あーやばいー お願いだから少し危険でもいいからとにかくこのまま早く飛んでくれーという祈りが通じ、定刻20分遅れで出発。(”安全”より、”予定通り遂行する”ことが最重要事項になってる自分に苦笑。)
ロサンゼルスに到着。やった!
しかし空港混んでるなー 渋谷かここは。
こんなに人が多いんじゃ国際線乗り場までのシャトルバスも混んでそうだなあ、と、国際線乗り場まで歩くことにしました。
意外と近くて、JALカウンターまでスムーズに到着。
しっかりWebチェックインしてるし、荷物預けるだけだろうと思ってたんですが、カウンターの年配のおじさんに、「コロナ検査結果の証明書を見せてください」と英語で言われ、あらこの人日本人かと思ったけど、違うのね、なんて思いつつ、軽い気持ちで提示しました。
すると、思いがけず、「日付と時間が、無効ですね。これは、だめです。」と突っ込みが。
「いえ、モンタナ州を今朝6時に出てるので、大丈夫です。」と、搭乗券を渡したところ、彼はろくに見もせず、
「この証明書は、このページだけですか?」と、3枚ホチキスで止めてある証明書の残りの2枚の存在に気づかずに、聞いてくる。
「いえ、他に2枚ありますけど。」と、ページをめくって説明しました。
さらに、「この検査は、インフルエンザの検査なので、無効ですね。」と、なんか片言の英語でもそもそ言い出し始めるではないか。
「いえ、インフルエンザとコロナ混合の検査です。モンタナ州の病院で、旅行用のコロナ検査をお願いしたところ、これが該当すると言われたので、大丈夫です。」と言うと、
「自分では判断できないから上司に相談します。」
はー?!この時点で、そもそも、コロナ検査証明書の有効性について、日本政府関係者でもないただの一企業のカウンター職員が判定すべきなのか?と非常に疑問を抱き(というか怒りを感じ)始めるわたし。
呆然としつつ、彼を見守っていると、なんか挙動不審にうろうろ歩いてて、明らかに荷物係のおにーちゃんに聞いたりしててしかもその彼はダメだねこりゃ、的に首を横に振ってるし。
その後、後ろのドアを開けかけては、しっかり開けずに閉めたりしたりして。
ちょっとそんな無駄なことしてないで、さっさと上司を探しなさいよ!なんなら私も探すの手伝いますよ!と言いたくなる衝動をやっとのことで押さえてたところ、彼はやっとスーツを着た女性上司に遭遇!
その女性が窓口にやってきて、「結果の欄が一番大事なのに、記載がないですね。」と。
「結果は、3枚目のページに書いてあります。モンタナ州の小さな病院では、この形でしか出してもらえませんでした。」と答えると、
「そもそもこれ、インフルエンザの検査であって、コロナじゃないわね。」と言われ、
「いえ、混合で、コロナの検査名もしっかり書いてあります。」という私が答えてるあいだに、怪訝な顔をしながらインターネットでなにやら調べ始めた彼女。
さらに、「検査手法が書いてないわよね。」
「いえ、ここにしっかり書いてあります!」と家でオレンジでマーカーしてきた箇所を指したり、とほんとによく分からないやり取りが続き。
この時点ではもうしっかり怒りを感じてたわたしは、「医者がこれが旅行用のコロナ検査だっていって、検査してくれてるので、間違いなくコロナ検査です!(あなたは何者なの?つべこべ言わずに飛行機乗せろ)」と、もうなんならこの病院に電話して確認するけど、と思いつつ、まくしたててました。(今思い返してみると、大声ではなかったことを祈りたい!)
最終的に、「この結果欄は、わたしは記入しないし、あなたも記入しないで、このまま日本で提出してくださいね。」と、渋々ながら搭乗OK出してきた彼女。
心の中では、「当たり前だろー そのつもりで、この証明書を準備してきたんだから。医師からもらった公式証明書に、勝手に追記とかしないでくれ!」と叫びつつ、ちょっとおとなげなく怒りを表し過ぎた感ありだったので、最後はにこやかに、ありがとうございます!と笑顔で返しました。ふぅ。
その後、羽田空港では、「検査結果がここにチェックされてないのは、別紙に書かれてるからということですよね?」と、さらっと確認され、念のため上司にチェック、とものの1分でOK!
あー素晴らしい対応!と感動。
ちなみに、JALの機内では、搭乗員にやたらと親切に話しかけられたりお菓子もらったりしたのは、このカウンターでの一件が伝わってたから?(のわけないか。他の誰かに間違えられたのかなあ。)
いやー、長旅だった。
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