アメリカ生活 モンタナへの引っ越し&感謝(その2)

557
アメリカ生活 モンタナへの引っ越し&感謝(その2)

さて、想定外に滑り出し絶好調だった引っ越し本番、初日、13日朝。

関連記事:アメリカ生活 モンタナへの引っ越し&感謝(その1)

引っ越し屋さんがさくさくと荷物を積み込んでくれている中、サーフ仲間のノナさんが爽やかに訪れました。

「これ、持ってきたよ」と、ダウンジャケットとカシミアセーターと、なんと手作りマフラー!を持ってきてくれました。

「えー、あり・・」とお礼をのべてる最中に、「あの人、佐藤さん(仮名)じゃない?」と、とことことヘルパーさんに挨拶してて。

お子さん関係で、知り合いだった模様。
いつでもどこでも顔がひろい小顔のノナさん。
めちゃくちゃしっかり者ですが、たまにちょっと天然風の発言になごまされてきました。

忘れないように、ちょっとメモっとこ。

彼女には、この4年間(のうち1年は日本にいたから3年間くらいか)、最初から最後まで、ほんとにお世話になりっぱなしでした。

裁縫は元プロですが、料理も抜群に上手で、お気に入りだった手作りの緑茶梅酒(これは他では飲めない味)と梅干をもらいました。

去年、彼女の家やBBQでごくごく飲みまくってた緑茶梅酒!
「豆ちゃんが飲むかな、って、今年はたくさん作ったわよ。」と。
ありがと~。

夫の幼なじみ宅に遊びに行った際に、農作業で使うような四輪バイクに乗ってて、直進してるはずがなぜか右にぐんぐん曲がって進んでて、あやうくアーモンドツリーに激突しそうなところを間一髪よけたものの、枝で顔面を2か所切って流血したことがあり。
(これは、なんで右に曲がって進んだのか、今でも謎。なんでだろう?)

サングラスはどっかにふっとんでしまい、翌日、夫と一緒に30分辺りを探しまくるが、見つけられず。これも謎。
しかし、サングラスしてなかったら枝が目に刺さってたかも?!よかったよサングラスしてて。
あと、その時着てたTシャツも、首元が15センチ裂けてた。よかったよTシャツ着てて。

さて、彼女が傷によく効くエッセンシャルオイルを持っているので、家に戻ってから、いそいそとオイルをもらいに(買いに)いったことがありました。

後日、「この子は、この街で車の運転は無理だわ。
私がずっとサーフィンに連れていかねば、と思った矢先に、モンタナに引っ越すって言うからさー」とポソッと言われました。

仕事をしてないならまだしも、木曜以外の平日と土曜日に日本料理屋で夜中まで働いてて多忙な中で、どうしたらこういう発想が持てるのか。

サーフボードを、他のサーフ仲間宅に置いてもらうというか、あげることにしたと伝えると、「そうだよね、うちのガレージじゃ暑いもんね。」
いやいや、ノナさんには私のボードが合わないから乗ることはないだろうし、ただ置いてもらうってあり得ないでしょう。

私用にマフラーを編んでくれて(2時間でだって!すごすぎ)、喜んでたら、「ごめん!ライアン君(夫)のを編むのを忘れてた!息子に毛糸を買いに行かすから、好みの色を教えて」と、連絡がきたり。
今、絶賛編んでくれてます。

ほんとにお世話になるだけなって、私は文字通り何もしてあげられてないのが心残り。
あ、唯一お手伝いしたのが、彼女の庭の(ものすごい量の)枯葉掃除!
って、一緒にやった感じだけど、言い出しっぺは私だったはず。(たぶん)
これは記念にちゃんとメモっておこう。

関連記事:アメリカ生活 モンタナへの引っ越し&感謝(その1)