アメリカ生活 名言が詰まった英語の本に出会った(Thich Nhat Hanh)おすすめ!

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アメリカ生活 名言が詰まった英語の本に出会った(Thich Nhat Hanh)おすすめ!

図書館で見つけた塗り絵本に1文の名言が書かれていて、興味を持って買った英語の本「Being Peace」。

ベトナム人の僧侶で、平和・人権活動家、マーティン・ルーサー・キング牧師にも影響を与えたティック・ナット・ハンさんの本です。

1985年にアメリカで行った、平和活動や瞑想を学んでいる学生に向けた講演内容を集めたもので、講演には子供たちを招いていたとのこと。

だから、とーってもシンプルな語彙と文法で書かれているんですね。

英書を読んでみたいけど挫折しがちな方や、名言好きな方に絶賛おすすめです!

自分への備忘録もかねて、名言のいくつかを私の自由な訳とともにご紹介

名言が詰まり過ぎていて、いくつか選ぶのに迷うんですが、いくつかご紹介。

1.If we are not happy, if we are not peaceful, we can not share peace and happiness with others, even those we love, those who live under the same roof.

もしわたしたち自身が幸せでなければ、もしわたしたち自身が平穏な心持っていなければ、幸せや平和を他の人と共有することは不可能です。
愛する人や、家族とであっても。

ですねー。自分が幸せで平穏でないと、心から他の人に親切にしたり優しくしたりできない。
人だけでなく、動物や自然など周りのすべてを大切にできないですね。
わがままとかなんとかではなく、とにかくまずは自分に平穏な気持ちを持たせることが大事。

2.Do we need to make a special effort to enjoy the beauty of the blue sky? Do we have to practice to be able to enjoy it? No, we just enjoy it.

 青空の美しさ”を楽しむのに、何か特別な努力が必要?
楽しむのに、練習が必要?
ただ楽しみましょ。

たしかに!別にそこまで大事でもない考え事をしてたりして、目の前にあるものをちゃんと見てないことってあるなあ。
今、そこにある素敵な物を感じて、愛でたり、楽しんだり、慈しんだりしなきゃだな。

3.We tend to be alive in the future, not now. We say, “wait until I finish school and get my Ph.D. degree, and then I will be really alive.” When we have it, we say , “I have to wait until I have a job in order to be really alive.” And then after the job, a car. After the car, a house. We are not capable of being alive in the present moment.

今ここでなく、未来に生きてしまいがちです。
例えば、「大学院を修了して博士号を取るまでは辛抱しよう、それから人生を楽しむんだ」そして、博士号を取ったら、「いい仕事に就くまでは、辛抱しよう、それから人生を楽しむんだ。」そして、仕事を手にしたら、次は車、その次は、家を手に入れるまで・・。

このように、今この瞬間をめいいっぱい生きていない。

けっこう思い当たるなー。
最近こそ、ギックリ腰になったり、視力低下(老眼・・)など老いを実感するようになったから、もう今できることはとにかく今やろうと。

健康に全く不安を感じたことがなかったちょっと前までは、何かと先送りしがちでした。

4.Whether or not we are happy depends on our awareness. When you have a toothache, you think that not having toothache will make you very happy. But when you don’t have a toothache, often you are still not happy. 

気づくかどうかによって、幸せを感じられるかどうかが決まる。
例えば、歯が痛いときには、「ああ、歯が痛くなかったらどれだけハッピーだろう。」と思う。

が、その後歯の痛みがなくなっても、(歯が痛かったことを忘れてしまい)ハッピーな気分にはならない。

喩えにとっても納得。
親知らずが痛んでたときや、ギックリ腰や膝痛に悩まされてたとき。
この痛みさえなくなれば、人生バラ色!って思ってたけど、そんな気分はすぐ忘れちゃう。

5.When we get angry, we have to produce awareness: “I am angry, Anger is in me. I am anger.” That is the first thing to do.

怒りを感じたときには、そのことに気づくことが大事。
まずすべきは、「私は怒っている。私は怒りの中にいる。私は怒りの塊だ。」ということを認識すること。

これは、しっかり実践したいところ。
先日、車の運転してて、ちんたらちんたらほとんど止まってるかのようにダラダラと話に夢中になりながら歩いている若者たちに瞬間的にがーっと苛立ってしまい、早く歩くよう促しモードな感じの動きをしてしまいました。

その後、猛烈に反省・・。

やばいんで、この言葉は、運転席の前に貼ります。

6.In the case of a minor irritation, the recognition of the presence of the irritation, along with a smile and a few breaths will usually be enough to transform the irritation into something more positive, like forgiveness, understanding, and love. Irritation is a destructive energy. We cannot destroy the energy: we can only convert it into a more constructive energy.

ちょっとした苛立ちを抱いたときには、そのことに気づいて、笑顔と軽い深呼吸をすれば、イライラを他の前向きな気持ちに変えられる。

例えば、許す気持ち、理解しようとする気持ち、そして愛情などの気持ちに。
エネルギー(イライラ)をただ無くしてしまうことは不可能。
何か他のエネルギーに変えるようにしないといけない。

そうかあ、他のエネルギーに変える、というのは、今まであんまり試みてなかった。ふむふむ。

7.Most of us don’t want to be in touch with ourselves; we want to be in touch with other things like religion, sports, politics, a book – we want to forget ourselves. Anytime we have leisure, we want to invite something else to enter us, opening ourselves to the television and telling the television to come and colonize us.

ほとんどの人は、自分自身に向き合うことを好まない。
その代わりに、宗教、スポーツ、政治、本など、自分の外の物たちと接触したがる。
自分自身を忘れてしまいたいのか?

ちょっとした余暇があるときには、自分自身の中に何か、例えばテレビなどに身をゆだね、支配させてしまう。

そうですねー。
これはまさに。私はテレビは見ないけど、インターネットやiPhoneに支配されてるかも・・。

まだまだ名言たくさん詰まってますが、まずはここまで。

何度も読みたくなる本です。