1998年20年前の日本の職場って・・女性深夜残業NG!タバコやっとNG

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昔の職場を思い出させる電話

1998年(平成10年)、ちょうど今から20年前に社会人になりました。

あんまり変わってないよね~って思っていたんですが、湯舟につかってぼーっと思い起こしてみると、けっこう変わったなあってことがありました。

 

“女性”社員は22時以降の残業が禁止されていました

配属後数か月して、時間を忘れてトラブル対応中に、22時のチャイムが鳴りました。

おおもう22時!終電までには片づけなくちゃ!なんて思ったとき、直属の上司に、「申し訳ないんけど、帰って。」と言われて、「え・・・・・・・・?!なぜ?」

「女性社員は22時以降働いちゃいけないんだよ。俺としては、女性と男性で区別するの反対ではあるんだけど、規則だから・・・。」と、告げられました。

生まれて初めて、「”女性”だから〇〇しなきゃいけない。」ってオフィシャルに言われた経験でした。

ちょっと呆然・・。

でも、上司があまりに申し訳なさそうにしているので、「ほぅ、そうですか。分かりました。」っと、素直に(今こういうことがあったら何かつべこべ言ってしまいそうですけど)、トラブル対応をプロジェクトメンバーに託して家路に着きました。

翌年1999年に、労働基準法の“女子保護”規定が撤廃され、女性に対する時間外労働の制限や休日・夜間労働の制限がなくなりました。

 

オフィス内でたばこが吸えなくなった年でした


私が入社した前年度(つまり一か月前)まではオフィスの席で喫煙OKだったんです!

し・ん・じ・ら・れ・な・い!!

配属された部門40人中30人は喫煙者だったので(もっとかも)、もう、すごいことになっていたんじゃないかと思います。

なんでも経験したほうがいいって思ってますが、これだけは、経験しないで済んでよかった。

 

配属先の部門が男性社員ばかりでした 40人の部門に女性は私1人だけ!

ここは、男子校ですか・・?もじもじ・・。

配属先が技術システム系の部門でオタクっぽい人が多かったんです。(今思うと全然そんなことないんですが、中学高校と女子高育ちで男性に免疫がなく、思いっきり先入観入ってました当時は・・)

そこに、(自称)しおらしい女性新入社員が入ってきたので、あきらかに遠巻きにされてました。

新入社員研修を担当してくれたチームリーダーから、「うちの部門は社内結婚する人が多いんだよ~。豆子もどう?」っておもむろに笑顔で言われて、なんのひねりもなく瞬時に「え!どなたが対象になります?」と、聞きようによってはものすごい発言をしてしまったり。

チームリーダーはとってもいい方で、場を和ますための発言だったんですが・・。(そう信じたい)

その場はしばし凍り付きましたが、今思い返すと、微笑ましいですね。(ほんと?)

この次の年からは、私とは真逆のよくできた女性新入社員が毎年入って来て、いい感じになりました★

この20年を振り返ってみると、日本の職場環境も私も変わったな~~ってしみじみ。

ときには、思い出してみるのもいいですね。