モンタナ、がっつり雪が降ったり、ちょっと晴れたと思ったらヒョウががんがん降ってきたり、と、まだ春はしっかり訪れません。
そんな中、”自己肯定感”について思いをめぐらせてます。
わたしが研究員として携わっているココロのイロ研究所の定例会議が先週あり、その議題が、「自己肯定感」でした。
自己肯定感って、すごい一般的な言葉なんですかね?
辞書では、「自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる。」(実用日本語表現辞典より)とあります。
今ではわたしにも馴染みがありますが、初めてこの言葉を認識したのは、10年前に教育系のNPO法人で働き始めてからです。
それ以前に、大学卒業して一般企業に就職して働いていた15年間、たぶん一度も聞いたことがありませんでした。
「今年の新入社員はおとなしい」「最近の若者は優秀だけど従順過ぎるなあ」といったような会話はたびたび耳にしてましたが、「自己肯定感が低い」という発言は聞いた記憶がない。
今振り返ると、そんな会話をしていたのは、わたしの世代を含め、どちらかというと自身満々で反骨精神に溢れてる系の大人達だったかも。
という話を、ココロのイロ研究所の定例会議で発言したところ、「それは新鮮!」と言われもしたので、ちょっと自分がなぜ自己肯定感について意識せずに生きてこられたのかを考えてる次第です。(なんておおげさなことでもないですけど)
なんとなく、「なんとかなるんじゃないか」と、なんの根拠もなく信じ、準備もせず、アメリカに移住したというのも、かなり自分の中にある、なんとも得体のしれない自己肯定感の存在がある気がする。
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