3月14日(日本時間。モンタナ3月13日)で、父が膵臓癌で亡くなって丸3年。
ハーシー好きだった父に、今年はジャイアントサイズのチョコをあげました。(美味しい!)
日本ではホワイトデーで盛り上がってたんですかね?
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そっか、去年は三回忌で日本で、なぜわれわれ姉妹はとんちんかんなんだろうか?と問うたんだった。
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亡父の夢からマインドセットとレジリエンスを考えてみる
つい先日、父が夢に出てきてうなされました。
父とスーパーに買い物に行くことになり、先に準備ができた父は、「先に下に降りてるからね」と一人ででかけます。
わたしはというと、マンションの鍵を見つけられず、だだっぴろい部屋中を、かけずりまくって探すも、ない。
全面窓ガラスの外は、雲が少しあるものの快晴。(まぶしーなー、と悪態をつく)
ないなー。これは買い物に行くのをあきらめるしかないな、と、父に伝えに行こうと決めた矢先に、鍵を発見。
エスカレーター乗り場に向かうと、待ちきれずにわたしを迎えにきたらしく、エスカレーターから降りようとした、派手なスカイブルーのシャツに白いパンツにサングラスをかけた父。
「早く!」と声をかけられ、10人位乗ってるエスカレーターに走って飛び乗りました。
という夢。
朝目覚めたときに、「父がわたしを呼んでいるんだ!わたしは近々死ぬのかも!」という思い。どよーん。
が、この話をグループLINEで伝えたところ、「諦めずに頑張れってことでしょ!」という声が。
なるほど!!!自分ではまったく思いもつけないもので、がつんと脳天に一撃。
その後、よくよく振り返ってみると、最初のくだり、「鍵が見つけられずに探しまくる」というのは、最近ポッドキャストで聞いた話とかぶっていて。
その話は、鍵が見つけられなくて車で出かけるのを諦めた→車で出かけてたら、子どもの命が危険だったかも。
という流れだったので、鍵が見つかって出かける→悪いことが起きる という思い込みがあったことに気づきました。
レジリエンスについての本2冊目
さて、そんな中、レジリエンスについて、企業レベルではなく個人レベルでの本を読んでみたいなあと見つけたのが、「マインドセット「やればできる!」の研究」という、1946年生まれのアメリカの教授・研究者のキャロルさんの本。
英語版は、「Mindset: The new psychology of success – How we can learn to fulfill our potential」
マインドセットとは、日本語で、「心のありかた」。
ちょっと強引ですが、父の夢の例でいくと、
事実:亡き父と買い物に行く夢を見た。わたしは鍵を見つけられずいったん諦めるも、最終的に見つかり、父と一緒にエレベーターに乗った。
わたしの心のありかた:父がわたしを呼んでいる!わたしも近々死ぬのか!こわい!
友人の心のありかた:父は、「諦めずに頑張れ」と励ましにきた!がんばれ!
なんかしらの変化や今まで経験したことがない事柄に出会ったときの対応(レジリエンス)としては、友人のマインドセットが有効かと。
わたしの心のありかたがスタート地点だとすると、その後、「夢を忘れることをこころがける」、とか、「交通事故に合わないように外出を控える」みたいな思考や行動になり、レジリエンス(弾力性、回復力)を発揮しずらい。
そもそも、回復力うんぬんの前に、わたしの発想だと、自分自身の内側から困難な状況を生み出している。
さらに、事実に対し、他で(今回はポッドキャストで)見聞きしたことや自分の過去の経験を、無意識的にくっつけてしまうのも、危険。
このあたりは、インド人のヨガ師匠から学んでるんですけどね~。
↓
「マインドを静めている状態で、自分の内側に残っている物は何か?」
「それは”記憶”だ」
詳細はこちら:アメリカ生活 早朝ヨガ講義で執着について思いを馳せながらコロナワクチン接種会場へ
活用できてないことに気づけてよかった。
なんて深い春休みなんだ!ぶつぶつ。
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