アメリカ生活 人不足で郵便配達来ない中、Ikigaiを読んでほっこり

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アメリカ生活 Ikigaiを読んでほっこり
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モンタナ、郵便局が人材不足で、配達が毎日来ない今日このごろ。

ちなみにモンタナではレストラン、ファーストフード、スーパー、薬局とかもういろんな所で人材不足が日常的で、ネットではやってるってなってるから行ってみると、「人不足のため今日は休みです」とか「5時までの営業です」とか貼り紙が貼ってあることが少なくない。

高級レストランでも、「人不足でメニューはこれしか提供できない」と、紙ペラ1枚を渡されたこともある。

ずっとこの状態が続くのかしらん。(寛容な心)

さて、昨日届くはずだった本「異文化理解力」、追跡してみると朝6時10分に最寄りの郵便局を出た、となってたけど、郵便配達の車が結局来なかった。

ちょい急ぎで読みたくて、この週末に読めると思っていたのだが!残念。

日本でも、郵便局で人材不足で配達が毎日来ない地域ってあるんですかねえ。

「Ikigai」を読んでほっこりと。

気を取り直して、「Ikigai」を読みました。

全体的にほんわかゆったりとした内容で、楽しんで読めました。

この本の中では、世界の中の5つの長寿の町のナンバー1に沖縄が挙げられています。
1.沖縄(特に北部)/日本
2.サルディーニャ島/イタリア
3.ロマリンダ/アメリカ カリフォルニア州
4.ニコヤ半島/コスタリカ
5.イカリア島/ギリシャ

Ikigaiとは、長寿に関連する4項目の1つ。
1.健康的な食事:腹八分 (Hara hachibu)
2.運動
3.生活におけるなんらかの目的 (Ikigai)
4.社会との結びつき

沖縄の大宜見村の高齢者へのインタビューがのってるんですが、これがまたすごいほっこり。

1.心配しない (Don’t worry):道に出て通りがかりの人に挨拶するのが一番いいわね。私は毎日やってる。

2.いい習慣を持つ:野菜を育てて調理する、それがわたしの生き甲斐。

3.友人関係を育む:友達と一緒に過ごすのがわたしの生き甲斐。

4.忙しくしない:一度に1つのことをやる。焦らないように。

5.楽観的にいる:笑う。感謝。自分に毎日「今日も一日健康に過ごそう」と言う。

以前沖縄に仕事で半年滞在してたときに定宿にしてた宿の経営者のおじちゃんと、泡盛飲みながら交わした戦中戦後の話を思い出しました。

いつどこで死んでもおかしくない激しい爆撃の中、たまたま彼は生き残り。

戦後は食料を得によく米兵の住居に中学校の同級生たちと忍び込んでて、最終的に捕まってやばかったんだけど、彼はとても小柄だったので米兵がすごい子供だと思って、彼だけ許されて返された。

さらにその後、なんかアメリカ人に可愛がられて、バイトさせてもらったり、食べ物ももらえた。

いやーラッキーだったよね、小さくてさ。と顔をくしゃくしゃにして笑って。

で、中学卒業後は、もうなんでも稼げることならやって、漁師、タクシー運転手、工事作業。

4人の子どもを全員東京や大阪の大学に行かせて、今、長男が戻ってきて警察官をやってる。

と、笑いながら、淡々とすごい話を。

そんな時代を生きのびて人たちからしたら、ほんと「Don’t worry. 心配してもしょうがないでしょー」って感じなのかもなあ、なんて。


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大宜見村のウェブサイトを見てみると、ばっちり「生涯現役!元気印100%の長寿村」と。

英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語対応ってのも面白い。


この本で紹介されてる日本語が結構印象的で、食事法の箇所で「腹八分」、レジリエンスの箇所で「七転び八起き」、「わびさび」、「一期一会」。

一期一会は、わたしの場合日本では感じたことがなくて、アメリカに来てから初めて意識するようになりました。

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あと、思わず吹き出したのが、現代人がいかにストレス社会で生きてるかを説明してるところで、「洞穴に住んでた原始人 」と「現代人」を比較してる箇所。



「原始人」は、
・ほぼずっとリラックスしていた。
・非常に特定の状況でのみストレスを感じる


「現代人」は、
・ほとんどの時間働いてて、あらゆる脅威を警戒している。
・24 時間オンラインであるか、携帯電話からの通知を待っている。


ちょっと面白くないですか?

「インターネットや携帯がない時代の人」と、「現代人」を比較するのではなく、「原始人」との比較ってのが、めちゃくちゃつぼにはまってしまったわたし。

原始人も洞穴の場所によってはそんなにずっとぼーっとリラックスできなかったような気もしますが。

特に夜に狼やハイエナがやってくる危険性とか。

寿命短かっただろうし。


もちろん、マルチタスクや携帯やメールが現代人を忙しくさせてるっていうのは、たしかにそうですよね。

職場モンテッソーリスクールでは、教室内での携帯の使用が禁止されてるので、割と長時間デジタルデトックスできてて嬉しい。

感じてなかったけど、これって精神的にいい影響あたえてるのかしら。だといいけど!

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