アメリカ生活 周りの人達の「執着」について聞いてみました:洗濯干し、ブランド、平和、切れない身内

669
アメリカ生活 周りの人達の「執着」について聞いてみました:洗濯干し、ブランド、平和、切れない身内

昨日も今日も、寒い!

雪が降ったりやんだり、急にちょっと晴れたり、目まぐるしい。

まさに山の天気。(この町は標高1,500メートル)

知らないうちに身体が鍛えられてたりするのかな?!だといいけど。

そんな中、先週インターネットで注文した物がそろそろ届くのを楽しみにしてたのに、なぜか勝手にキャンセルされて、「返金手続きを開始しました」、というメールが届く・・・。涙 なんなの一体。

まあもう返金手続き開始されてしまったので、執着しても仕方ない、ちょっと待って再注文してみるか。

さてさて、気を取り直して、もう少し、「執着」について、みなさんの意見をみてみます。

関連記事:
・アメリカ生活 未来から今を振り返り執着を捨てて覚悟を決めて今一歩前に踏み出す、だって。

・アメリカ生活 周りの人達の「執着」について聞いてみました:期待、サラリーマン、カメラのレンズ

◆F子さん◆

何だろう、これだというのはないかもしれないですね、、拘り的なものはあります。

部屋の掃除とか洗濯物を干すときとか綺麗に干しとこう的な感じで、夫の干し方が気に入らなくて、やり直すこともあるんで、拘りですね。

たしかに、掃除をきっちりしたい、とか、洗濯物を綺麗に干したいうのは、「執着」ともいえるかもしれないけど、「拘り」のほうがしっくりきますね。

でも、”誰かに見られるとききっちりしてると思われたい”という気持ちなんかがあるとしたら、”人に良く見られたい”というのは拘りではなく、執着になり得るのかもなあ、と思ったり。

ちなみに私は、掃除は、一度始めると隅々まで綺麗にならないと気が済まない質です。
特に水廻り。

(水廻り以外の床とかは、始める前までは、割と目をつぶれるタイプ)

これは、別に誰かに”綺麗好きと思われたい”という思いは一切なく、自分の拘りかなー。

◆Hさん◆

私の執着はブランドかしら??

なんかさ、今のサンフランシスコの職場辞めたくないとか、テキサス引越してもアカデミックな施設で働きたいとか思うのって。

ブランドへの執着だなと。

最初、Hさんが「ブランド」という言葉を返してきたとき、てっきり、洋服とか食器とかの話かと勘違いしたんですよね。

Hさんとはこの後少しやり取りしたんですが、わたし的には、これは執着というのとはちょっと違うような気もします。

彼女にも伝えましたが、サンフランシスコでの職場の処遇がとても良く、同僚もいい方達で働きやすい環境というのはずっと聞いてたし、ビジネス界ではなくアカデミックな施設で働きたいというのも、”ブランド”ではないんじゃないかな、と思ったり。どうかな~。

◆Pさん◆

楽しいことしか、やりたくない。

嫌なことは、やりたくない。

後は、平和だね。

世界平和まではキャパないけど、自分の周りの人には、平和でいてほしい。

彼女の意見は、なんか私の想像外で、すごく新鮮でした。

そして、私の前々からの疑問、「未来を見出すには、すべての習慣を手放すべきなのか?」がムクムクと湧き上がってきました。

関連記事:アメリカ生活 未来から今を振り返り執着を捨てて覚悟を決めて今一歩前に踏み出す、だって。

たしかに、「楽しいことしかやりたくない」「嫌なことはやりたくない」とか「平和」への鋼鉄のように強い思いは、執着ととらえることができる気がします。(特にP子さんの生き様をみてると)

そうなると、もしもこれらの”執着”を手放したとしたら、そこには何がやってくるんだろう・・「空」?ぶつぶつ。

◆Mさん◆

①私の家から歩いて1分の場所に、同じ学年で誕生日が3日違いのイトコ(男)が住んでいたんですが、小学校、中学校と同じ学校、同じ学年でした。そのイトコが頭が良くて学年で1番の成績でバスケ部のエースで、生徒会長もしていて目立っていました。私はそのイトコと比べられることが多くて、嫌だったです(涙)
今も人と自分を比べたり、人からどう思われているかを気にしていると思います。執着ですかね。。

なるほど!こちらは、ちょっと意外でした。

傍から見てると、どちらかというとマイペースに、着実にキャリアや人生を歩んでるMさんですが、本人の内部ではこのようなトラウマ的な思いを抱えているとは。

そっかー 自分がどう思われてるかを気にする、良く見せたい、というのは、執着か。

こういう思いや囚われを手放した先に、未来が現れて来る、のかもですね。

②嫌な部分が多くて縁を切りたいと思ってもなかなか切れない身内がいて、どこか執着しているのかな?と思います

こちらは、非常に納得。

日本語教えてた大学内のタイレストランやフードコートで、会議の前なんかにワイワイ話してくれた姿が昨日のよう。

なんだかんだあっても、どこかに無意識的にでも拭い去れない魅力を感じてるなじゃないかなあと思ってました。

楽しい方ですと、山と温泉、本を読む時間や1人でゆっくりする時間、キレイな石や化粧品特集を眺める時間、スキンケアやボディケア、最近はスピリチュアルなものなど、いろいろな楽しみに執着しています。

キレイな石を眺める、というのを真似したいなあ、と思ったんでした。

大理石、とかではなく、庭や近所の石という話を聞いて、そういうの素敵だなあ、と。

身近をとことん楽しみたいなあと思う今日このごろです。

・・・って、また雪が降ってきたーーー 石探しはもうちょっとお預け・・。

関連記事:
・アメリカ生活 未来から今を振り返り執着を捨てて覚悟を決めて今一歩前に踏み出す、だって。

・アメリカ生活 周りの人達の「執着」について聞いてみました:期待、サラリーマン、カメラのレンズ

・アメリカ生活 「執着って何?」について考えてたら、気高かった祖母の顔パックを思い出しました

・アメリカ生活 父が亡くなって丸1年。今でも父のこの世への執着を感じる件